顧客ニーズをつかむCRMシステム
顧客のニーズを掘り起こす
現在の日本市場は顧客ニーズが非常につかみにくい状況となっています。
市場が成長期段階であれば、ニーズの性質は単純で、新しい機能が備わったものを市場に出せば売れるという、何とも生産者本位の市場が形成されるのですが、市場が成熟しきってしまった現在の日本では、ニーズは本質的に趣味的領分を大いに含んで形成されているため、簡単にはつかみにくい曖昧模糊としたものになってしまっているのです。
こういった時代においては、企業が顧客のニーズを把握するための努力をし続けなければならないのですが、ここでもCRMシステムが活躍します。
CRMシステムの利点は何といっても顧客に関する多くの情報を蓄積・共有できることです。
そのため商談内容や受電時の問い合わせ内容などを総合的、客観的にみることができるようになるので、顧客が実際に口に出さないニーズにも気が付きやすいのです。
顧客ニーズの曖昧化で徐々に広まってきている営業の「提案型営業」化の時代にあって、CRMシステムは顧客の言外のニーズを掘り起こすにはもってこいのツールなのです。
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