CRMシステムを活用するために
成功事例を「過去の成功」に留めない
営業活動の成功事例は、現在がモノが売れない時代だということもあり、多くの企業で共有化を図られています。
しかしながら成功事例の分類や管理がしっかりおこなわれておらず、例えばある営業社員が「今回の案件の参考になる成功事例をいくつか見たい」と思っても、本当に有用な情報が出てこないということがほとんどのようです。
その理由として考えられるのは、営業の成功事例の分類の仕方が、実際に現場で必要となるものを考慮していないということです。つまり、カタチだけで活用されていないのです。
この分類基準は企業によってまちまちになるので「これで決まり」とは簡単に言えませんが、ひとつ言えることは現場の営業たちがどういうポイントで成功事例を検索したいかを分類基準に反映させることがまず重要だということです。
現場の営業たちがしっかり使いやすい共有化された成功事例は、営業マニュアル作成にも重要な役割を果たすので、営業で共有されるべき様々な情報の中でもとりわけ重要な情報であるといえます。
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